プロペシア

日本におけるプロペシアの販売はMSD株式会社(元・万有製薬)が2005年10月に厚生労働省の認可を得て、販売を開始。日本国内で唯一の、飲むAGA治療薬です。プロペシアの処方は保険診療外になりますので、治療費は自己負担となります。

プロペシア

プロペシアの効果

AGAは男性ホルモンの作用による脱毛症です。男性ホルモン(テストステロン)がリダクターゼと呼ばれる酵素によって悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変えられ、悪玉男性ホルモンの作用で薄毛症状を起こします。

プロペシア

プロペシアの主成分のフィナステリドには、リダクターゼの働きを抑える作用があるため、悪玉男性ホルモンが作られなくなり、AGAの脱毛を抑制します。

プロペシアの副作用

プロペシアには次のような副作用があることが確認されています。

  • 性欲減退
  • 勃起機能不全
  • 肝機能障害
  • 食欲不振

プロペシアの副作用が現れる確率は2%以下になります。副作用が現れた場合は、医療機関で医師にご相談ください。

(※効果、副作用の症状には個人差があります。)

プロペシアの注意点

プロペシアの服用の際には以下のことにご注意ください。

  • 献血での注意点

プロペシア服用中の献血はできません。献血した血液が、妊婦に輸血されることを防ぐためです。服用を中止して一ヶ月以上経過している場合は、血中に含まれるフィナステリドの成分が無くなっていると考えてよいので、献血をすることができます。

  • 人間ドックでの注意

前立腺がんの腫瘍マーカー検査(血液中の成分を調べ、腫瘍の発生を調べる検査)においては注意が必要です。血中PSAという成分の値が、プロペシア服用中は正常値の半分程度になってしまい、検査結果を正確に判断することが出来なくなるおそれがあるので、事前に申告することが必要です。

  • 男性の注意点

プロペシアに限らず、多くの薬剤は肝臓で分解されるため、肝機能が低下した状態での服用は肝臓にダメージを与えかねません。肝機能障害をもった方は医師との相談が不可欠になります。

  • 女性の注意点

女性への効果は確認されていません。妊娠中に服用し、胎児が男児だった場合には、生殖器に奇形がみられる可能性があり危険です。また、授乳期間においても、母乳を通して乳児に同様の影響を及ぼすことが考えられるため、服用はもちろんのこと、分割・粉砕した薬剤に触れることも禁止されています。

プロペシアが処方されるまで

病院でプロペシアが処方されるまでの流れを解説します。

ステップ1 問診票に記入

病院に来て受付を済ませると問診票が渡されますので、待合室で問診表に健康状態などを記入します。特に肝臓が悪い方は必ず通院歴や症状を記入してください。プロペシアが服用できない場合があります。

問診票に記入

ステップ2 AGAの診療

医師が薄毛部分を見て、AGAであるかどうか診断してもらいます。また、生活習慣のアドバイスやカウンセリングを受けられる病院もあります。

病院によっては、実際に自分の頭皮や毛髪の様子をファイバースコープなどを使って拡大した映像を見せてもらえたり、薄毛部分の写真撮影を行い、通院のたびに治療の経過観察をしてもらえます。

AGAの治療

ステップ3 プロペシアの処方

診察終了後、プロペシアが処方されますので診察料や処方料、薬代を支払います。クレジットカードが利用できる病院もありますので、AGAの相談ができる病院検索をご利用ください。

プロペシアの処方

プロペシアが処方できる病院

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