AGA治療を富士市で受ける際の重要ポイントとおすすめ３医院

富士市で受けられるAGA治療には、どのようなものがあるのか調べてみました。その結果、富士市ではベーシックな投薬によるAGA治療から、最先端の成長因子療法まで、幅広いAGA治療が受けられることが分かりました。

富士市で受けられるプロペシアの処方

AGA治療で最もベーシックなお薬とされているプロペシア。世界的にも有名ですが、もちろん富士市でも処方してもらうことができます。

処方してもらえる病院・クリニックについてはこちらをご参照ください AGA治療薬プロペシアを処方する富士市の病院リスト

では、ここでプロペシアについてもっと詳しくご紹介したいと思います。
プロペシアは国内では2005年にMSD株式会社から発売された最初のAGA治療薬です。有効成分はフィナステリド。体内で男性ホルモンが悪玉に変わるときに作用する５α還元酵素のⅡ型をブロックする働きがあります（Ⅰ型には作用しません）。

５α還元酵素がブロックされることで、AGAの原因である悪玉男性ホルモン（DHT）が体内で作りだされなくなるため、毛周期とよばれるヘアサイクルが正常化します。生えてきた髪の毛がすぐに抜けてしまう状態だったものが、生えてきてから正常に成長し、太くて長い毛になって自然と抜け落ちる正常なサイクルに戻ります。

これによって、「髪が生えてもすぐに抜けてしまう状態」から「髪が生えたら正常に成長する状態」に変わり、薄毛が改善していくという仕組みです。これがプロペシアによるAGA治療です。

富士市で受けられるザガーロの処方

ザガーロは2016年にグラクソ・スミスクライン社から発売された国内で２番目のAGA治療薬です。有効成分はデュタステリド。働きは、プロペシアの場合と同じ、悪玉男性ホルモンの産生を抑える効果があります。ただし、プロペシアの場合と異なり、５α還元酵素のⅠ型にもⅡ型にも作用します。

富士市では下記の病院でザガーロを取り扱っています。

• とみ皮膚科（１ヶ月分）　10000円
• 秋山医院（１ヶ月分）　　10800円

プロペシアよりも悪玉男性ホルモンを強力に抑える効果があるとして、より確実性の高い薄毛進行のストップが期待できます。
もともとは前立腺肥大症の治療のために開発された薬でしたが、副作用として多毛化が確認されたために、薄毛治療用に開発され発売されました。

薬剤の形状はカプセル型をしており、正式には「ザガーロカプセル」といいます。現在ではまだジェネリックは発売されておらず、正規品のみが処方されます。取り扱う医療機関はプロペシアに比べると少なく、薬価としてはやや割高になる傾向です。

富士市で受けられるフィナステリド錠の処方

フィナステリド錠はプロペシアのジェネリック薬です。特許期限が切れたため、同じ成分を使った薬を他のメーカーが製造・販売してもよくなり、研究開発費がかかっていないため、安価に売り出すことができます。

富士市では下記の病院でフィナステリド錠を取り扱っています。

• 秋山医院（１ヶ月分）　　　　6500円
• 柳沢クリニック（１ヶ月分）　調査中

現在では、ファイザー、東和薬品、キッセイ薬品、沢井製薬、あすか製薬など複数の製薬会社から発売されています。ジェネリックの魅力はなんといっても先発薬と同じ効果が期待できるうえに安く処方してもらえるところにあります。

プロペシアよりも2～3000円程度安く処方してもらえるケースがありますが、取り扱い医院がまだまだ不足しているというのが現状のようで、富士市もその例外ではありません。どこのクリニックでも処方してもらえる薬とは言い難く、処方してもらいにくいい状況です。

富士市で受けられるHARG治療の施術

HARG（ハーグ）治療は、投薬とはことなり、頭皮に施術を行うタイプの先進的な治療です。最先端毛髪再生医療とも呼ばれています。

髪が薄くなってしまった頭皮の細胞を、直接的に活性化させて細胞分裂を促し、発毛させるのがHARG治療の最大の効果です。

富士市では下記の病院でHARG治療を行っています。

• とみ皮膚科クリニック（前頭部のみ 1回）　80000円

発毛を促す働きを行うのが成長因子（グロースファクター）と呼ばれるタンパク質です。幹細胞から抽出された150種類以上のタンパク質や発毛に必要な栄養素などをブレンドした発毛カクテル（薬液）が頭皮に浸透し、毛包や毛母細胞、毛乳頭などの細胞分裂、細胞増殖を促進し、新たな髪が生えてくるよう促します。HARG治療を行っている医療機関の治療実績をみてみると、いずれも高い確率での発毛実績を誇っています。

HARG療法はどこでも受けられるわけではなく、施術を行ってもよいと認められた医療機関のみが治療を行うことが出来ますがかなり数が限られます。従って、治療格差が出やすく、希望してもなかなか簡単に近所で受けられるというものではありません。

また、頭皮に施術を行う大掛かりな治療を全額自己負担で行うため費用も高額となります。

では次に、富士市でAGA治療を受ける際の費用に的を絞ってみていきましょう。AGA治療の費用というのは基本的に「初診料（もしくは再診料）＋お薬代」という構成になっています。

場合によっては、ここに診察や検査の費用が加わることがありますが、基本的にはこの２つの要素が支払いの内訳となります。

富士市でのAGA治療の初診料

富士市のAGA治療で必要になる初診料を調べました。公式HPに記載のない病院もあるので実際とはやや異なる場合があるので予めご了承ください。

• 初診料　3000円程度

富士市でのAGA治療薬の費用

富士市内のAGA治療薬の費用を調べました。こちらも公式HPに情報がない場合が多いので実際とはやや異なる可能性があります。各治療薬ともほぼ相場くらいの薬価で処方されているといえるでしょう。

• プロペシア　　　平均　7750円
• ザガーロ　　　　平均　10000円
• フィナステリド　平均　6500円

薬剤３種の平均金額＝8083.3円

富士市でのAGA治療施術の費用

富士市のAGA治療で施術系の治療が受けられるのはとみ皮膚科クリニックのHARG治療以外に見当たりませんでした。前項でも紹介しましたが、料金は下記の通りです。施術の範囲など個人の薄毛症状に合わせての治療になるので、これ以上の費用がかかる場合もあります。

• とみ皮膚科クリニック（前頭部のみ 1回）　80000円

以上を総合すると、投薬による治療の場合は
初診料（0～3000）＋お薬代（0～8083）＝8000～11000円程度

HARGなど施術系の治療の場合は
初診料（0～3000）＋施術費（80000）＝83000円程度

となることが分かりました。AGAを富士市内の病院で治療する場合の費用や相場の目安としてぜひご参考ください。