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AGAの新薬「ザガーロ」の気になる効果は・・・ 発売から半年以上経過

更新日:2017年2月20日

ザガーロの効果2016年6月に発売が開始されたAGA治療の新薬ザガーロカプセル。AGA治療が気になる人のなかにも少しずつ知名度が浸透してきているようですが、果たしてその効果は実際どうなのでしょうか?

まずはザガーロをおさらい

ザガーロは「ザガーロカプセル」とも呼ばれるAGA治療を目的とした新薬。有効成分はデュタステリドといい、プロペシアの「フィナステリド」に近く、もともとは前立腺肥大治療の薬として開発された経緯があります。

そのため、デュタステリドを含む前立腺肥大治療の薬、「アボルブカプセル」をAGA治療に流用して処方するクリニックもあったほどです。

発売元のグラクソスミスクライン社の公式発表によれば、AGAの原因である悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の働きを阻害する際に、2つの型の酵素のどちらにも作用する点がプロペシアとの大きな違いであるとのこと。

プロペシアの「フィナステリド」が作用するDHTの酵素は、型が2種類あるうち1種のみ。であれば、より効果が期待できるのではないか、というわけです。

ザガーロの効果は実際どうなのか 継続投薬で見えたものとは!?

某クリニックが約60人のAGA患者を対象に6ヶ月以上、実際に継続服用してもらったところ、残念ながら全員が効果改善という程には至らなかったそうです。

内訳は、

  • ・変わらない・・・・・50%
  • ・やや改善した・・・・17%
  • ・やや悪化した・・・・17%
  • ・薄毛が進行した・・・ 7%
  • ・その他・・・・・・・ 9%

というような結果になったそうです。評判の新薬であっても、必ずしも望んだとおりに効果が発揮されるかどうかは人によって異なる、ということでしょうか。体質によって合う合わないがあるようです。

ちなみに、「変わらない」と回答した患者がそれまでに行っていたAGA治療は「プロペシア+ミノキシジル」でした。王道といえる一番手堅い組み合わせではないでしょうか。そう考えると、ザガーロに切り替えたとき、約70%くらいの人にとっては王道のAGA治療法と変わらないくらいの効果が得られるか、さらにはプラスに働く可能性がある、とも言えそうです。

効果には個人差が 実際に服用してみて判断するべき

ザガーロに限らず、その他のAGA治療薬であっても、実際に服用を続けてみないことには、どの程度効果が表れるかは分かりません。

あまり早急な効果を求めずに、しばらく続けてみるということが大事ではないでしょうか。その際に、薬の効果が得られやすくなるように、生活リズムを整えたり、ストレスを減らす工夫をしたり、食事のバランスを保ち、適度な運動を心がけることも同じくらい大切になるので心がけたいものです。

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