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毛髪の成長には脂肪細胞が必要-AGA治療へ

更新日:2011年10月17日

毛髪の成長には脂肪細胞が必要-AGA治療へAGA治療にまた新しい希望の兆しが見えてきました。アメリカのコネチカット州にあるイェール大学の研究者によって、毛髪の成長に脂肪細胞が必要とされることが明らかになりました。マウスを使った実験で、体毛が成長しないマウスに脂肪細胞を注入することで、体毛を成長させることに成功しました。

脂肪細胞が毛髪を成長させる

毛髪が成長する際に、毛包の周囲の前駆脂肪細胞の数が4倍にまで増加するのですが、脂肪細胞を作り出せないマウスを用いて調べたところ、このマウスは毛包細胞が休止期のまま、体毛を成長させることができない状態でしたが、このマウスに脂肪細胞を注入したところ2週間後に体毛の成長が見られました。脂肪細胞がPDGFと呼ばれる成長因子を作り出し、体毛を成長させるとのこです。

HARG療法を後押し

PDGFを用いた毛髪の再生はHARG療法と同じアプローチであるため、今回の発表はHARG療法の国際的な評価を後押しするものとなりそうです。毛髪の成長に脂肪細胞が必要になるからと言ってもメタボリック症候群になってしまうと、かえって毛髪の成長に悪影響を与えてしまうため、脂肪が多ければ良いということにはなりませんが、毛髪の成長のメカニズムがまた新たに証明されました。

AGA治療への期待

イェール大学の研究者によると「薄毛部分と髪が生えている部分では、毛幹細胞の数は同じであるため、薄毛部分の毛幹細胞に脂肪細胞を与えることが出来れば髪が再び成長する可能性がある。」とのことです。

※画像はイメージです。

参照元(PCサイト)

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