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デオドラントが逆効果?気になる頭皮のニオイと抜け毛対策

更新日:2025年6月27日

日差し

夏が来ると気になるのが「頭皮のニオイ」

汗をかく季節、体の汗はデオドラントやボディシートで対処できますが、意外と見落とされがちなのが「頭皮のニオイ」。自分では気づきにくいものの、周囲は感じているかもしれません。

今回は、頭皮のニオイの原因と抜け毛・毛穴詰まりとの関係、そして皮膚科や専門クリニックの受診のタイミングについてご紹介します。

原因は「汗」ではなく「皮脂の酸化」

「汗=ニオイ」と思われがちですが、実は汗自体はほぼ無臭です。ニオイの主な原因は、頭皮の皮脂が酸化することにあります。

頭皮は皮脂腺が非常に多く、顔よりも皮脂の分泌が活発な部位です。特にAGA(男性型脱毛症)の傾向がある方は皮脂分泌が過剰になりがちで、放置していると雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイやかゆみ、炎症の原因となります。

デオドラント剤は頭皮には逆効果になることも

体用のデオドラントスプレーやシートを頭皮に使っていませんか?実はこれは逆効果になる恐れがあります。

多くのデオドラント剤にはアルコールやメントールなどの刺激成分が含まれており、頭皮に使うと乾燥や炎症の原因になることがあります。乾燥した頭皮は皮脂を過剰に分泌してバランスを取ろうとするため、結果的にニオイやベタつきが悪化することも。

また、毛穴が詰まった状態でデオドラント成分が入り込むと、炎症やかゆみを引き起こすこともあります。ボディ用ではなく、頭皮ケア専用のアイテムを選ぶようにしましょう。

頭皮の詰まりが、抜け毛にもつながる?

酸化した皮脂や汚れが落としきれず毛穴に詰まると、髪の成長を妨げる環境になりがちです。さらに、詰まりを放置すれば雑菌も増えやすくなり、「かゆみや炎症→抜け毛」という悪循環に陥る可能性があります。

帽子・ヘルメットの使い方に注意

日差しや紫外線から守るために帽子は便利ですが、長時間かぶりっぱなしだと蒸れて雑菌が繁殖し、ニオイやかゆみの原因になります。汗をかいた後は、なるべく早く帽子を外し、頭皮を乾かすよう心がけてください。

スタイリング剤は夜しっかり落とす

ワックスやスプレーなどのスタイリング剤をつけたまま寝ていませんか?これは頭皮にとって非常に悪影響です。

スタイリング剤が髪だけでなく頭皮にも付着していると、毛穴に詰まって皮脂の酸化や炎症、かゆみ、抜け毛の原因になります。さらに、枕や寝具にも汚れが付着して雑菌が繁殖しやすくなり、悪循環を招きます。

帰宅後は必ずシャンプーでスタイリング剤をしっかり落としましょう。洗った後は、すぐにドライヤーでしっかり乾かすことも大切です。濡れたままだと雑菌が繁殖し、ニオイのもとになります。暑い日は冷風を上手に活用しましょう。

かゆみ・フケがあれば早めに受診を

頭皮のニオイに加え、フケやかゆみ、赤みが出ている場合は、脂漏性皮膚炎などの可能性があります。フケをエサにする細菌が皮膚炎を起こすと、ニオイや抜け毛のリスクもさらに増加します。

こうした症状がある方は、自己判断せず、皮膚科や専門医に相談するのが安心です。「頭皮のニオイくらい…」と我慢せず、気軽に受診してみてください。

まとめ

・頭皮のニオイ対策は、デオドラント以上に根本ケアが大切
・放置すると、抜け毛や頭皮トラブルに発展する可能性がある
・気になる症状があれば、皮膚科や専門のクリニックへ相談を

暑い季節を気持ちよく過ごすために、頭皮からのサインを見逃さないようにしましょう。

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