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ミノキシジル(外用薬)

更新日:2011年7月6日

ミノキシジル(外用薬)

ミノキシジルとは

ミノキシジルはAGA治療薬の有効成分の一つで、「ミノキシジル」自体が薬剤の名称ではありません。主に頭皮に直接塗布する外用薬の主成分として含有されています。
元々は1960年代にアップジョン社(今のファイザー社)が高血圧患者のための血管拡張剤として開発された成分でしたが、1970年代にミノキシジルに副作用として脱毛症の改善や多毛などの症状があらわれたことから、薄毛治療の治療薬として販売されるようになり、外用発毛剤として1988年にアメリカのFDAから承認を受けています。

ミノキシジルとは

日本国内では医療用医薬品としてのミノキシジル配合治療薬は発売されていませんが、大正製薬が1999年にミノキシジルを1%含有した「リアップ」を一般用医薬品として発売を開始しました。現在ではミノキシジルを5%含有した発毛外用薬がさまざまな製薬会社から一般医薬品として販売されています。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルには髪の毛の根元にある毛乳頭細胞や毛母細胞に対して、毛の成長を促す物質を出させる作用があり、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進することによって発毛の効果が見込めます。どうしてミノキシジルに薄毛治療の効果があるのかはまだ完全には解明されていませんが、人間の発毛プロセスに影響を与えることは間違いありません。頭皮の中で髪の毛を作り、育てる部分「毛包」に直接ミノキシジルが働きかけることは解明されており、毛包の細胞を活性化し、小さくなった毛包を再度成長させる効果があるといわれています。

ミノキシジルの効果

この毛包が元気になれば、髪の毛も成長し、正しい発毛サイクルに戻ることで薄毛を改善することが可能です。また、ミノキシジル自体が血管を拡張させる効果のある成分なので、使用することで頭皮の血管も広がって血流も促され、毛包にも栄養が届くため、髪の成長に効果が出るとも考えられています。

また、同じ薄毛医治療薬プロペシアの有効成分であるフィナステリドとは作用が異なるため併用して治療を進めることが可能です。2種類を併用することで、さらに発毛効果を高めることができるといわれています。

ミノキシジルの使用期間

ミノキシジルの効果が実感できるまでには、ある程度の治療期間が必要となります。
ミノキシジルを5%配合した外用薬を使用して、個人差もありますが、約4ヶ月くらいで効果を実感できるとされています。4ヶ月経ったからすぐにボサボサッと髪が生えてくるわけではありませんが、薄かった部分に新しい髪の毛が生えてくるといった、目に見える改善が体感できる人が多いそうです。

ミノキシジルの使用期間

しかしあくまでミノキシジル外用薬の効き方には個人差があるので、ミノキシジル外用薬を使用した人みんなが4ヶ月後に必ず新しい髪の毛が生えているかというと、そうではありません。ただ何もしないより何か試してみた方が良いと思いませんか。まずは半年程度、ミノキシジル外用薬での治療を試してみたらいかがでしょうか。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジル外用薬は比較的副作用の少ないAGA外用薬といわれていますが、全く副作用が無いわけではありません。
ミノキシジル外用薬を使用した人の中で最も多い副作用の症状とされているのが、塗布した頭皮のかゆみです。ミノキシジルには血行促進の作用があるため、血流が良くなりかゆみをもたらしている可能性、もしくはアレルギー反応によるかゆみの可能性など、原因ははっきりとは判明していません。

ミノキシジルの副作用

少しかゆい程度だから大丈夫と思わずに、ミノキシジル外用薬を使用して頭皮にかゆみが出た場合は、使用を中止して医師の診察を受けるようにしてください。かゆみがある状態のままミノキシジル外用薬を使用し続けると、頭皮がさらに炎症を起こし、発毛自体にも悪影響が出る可能性もあります。

そして次に多いと言われる副作用の症状は、頭皮の発疹やかぶれです。
ミノキシジル外用薬を塗布後に、頭皮が少し熱いような感覚があったり、頭部にほてりを感じた場合も、使用を中止してください。これはお酒がすごく弱いというような人や、アルコールやエタノールにアレルギー反応を起こす人に出やすい副作用なので、気になる人は事前にパッチテスト等で耐性を確認しておいた方がいいかもしれません。

ミノキシジルはもともと高血圧の人の血圧を下げるために開発された成分のため、ミノキシジル外用薬を使用することで低血圧になる人もいるそうです。もともと血圧が低いという人や心臓や腎臓に持病や疾患がある方は、クリニック等の医師の診察の下、ミノキシジル外用薬が使用可能か判断を仰いでください。

これらに加えて、ほんのごく一部の使用者に以下のような副作用があらわれたという報告もあったそうです。

  • 塗布部分のニキビ
  • 頭痛
  • 性的不能、性欲減退
  • 不整脈、動悸
  • 手、足、顔などのしびれ

など

ミノキシジルの濃度

含有するミノキシジルの濃度が高ければ高いほど、発毛効果が期待できると実証されています。ミノキシジル1%のものよりも5%含有の外用薬の方が効くといえます。
最近では5%配合のミノキシジル外用薬も多く市販されているので、高い効果を期待される患者さまは5%の外用薬を選ばれるのがいいかと思います。
最近少し薄毛が気になってきた、もしくは予防として、と考える方は1%配合程度の育毛トニックやシャンプー等を使用し始めるのがおすすめでしょう。

ミノキシジルの濃度

女性の使用について

基本的に一般的なミノキシジル外用薬は男性向けの成分濃度や添加物の医薬品のため、女性が使用すると副作用やホルモン異常などの健康被害が出る可能性がありますので、女性でミノキシジル外用薬を使用したいという人は「女性用」とされているものを使用されるのが安全かと思います。
しかしミノキシジル成分が母乳中に移行するため、授乳する乳児がいる女性の使用は厳禁とされています。

女性の使用について

ミノキシジル含有の医薬品

  • ロゲイン

元々は1960年代にアップジョン社(今のファイザー社)が高血圧の経口治療薬として製造していたミノキシジルに育毛効果があることがわかり、1980年代にミノキシジルを2%配合した薄毛治療薬として販売したのがロゲインです。後にファイザー社がロゲインを含む一般医薬品製造事業をジョンソン・エンド・ジョンソン社に売却したことにより、現在ではジョンソン・エンド・ジョンソン社傘下の医薬品メーカー・マクニール社がロゲインの製造・販売を担っています。

ロゲイン

原則的に日本国内においては厚生労働省未承認のため、クリニック等で正規処方することはできませんが、個人輸入という形で通販サイトや一部AGA治療クリニック等で購入することは可能です。しかし国内未認可の医薬品のため、使用する際は細心の注意が必要であり、使用上の注意点を確認せずに塗布した場合、重篤な副作用を引き起こす可能性があるので、購入も含めて十分ご注意ください。

ロゲインには3つの種類の外用薬が販売されています。

液状タイプ
ロゲインの中で一番スタンダードなタイプであり、サラサラした液体で、スポイト等で頭皮に直接塗布する外用薬です。有効成分のミノキシジルを5%配合しています。
泡状タイプ
整髪料のムースのようにスプレータイプで塗布するロゲインで、液状タイプよりも塗布しやすいのが特徴です。有効成分のミノキシジルや他添加物などは液状タイプのロゲインと全く同じですが、液状のロゲインより少し香りが強いため、ニオイが気になる方は液状タイプをお使いください。また、泡状のロゲインは取り扱うクリニックや通販サイトも少ないので、液状タイプよりも入手が難しいかもしれません。この泡状ロゲインも液状タイプと同様に有効成分のミノキシジルを5%配合しています。
女性用ロゲイン

上記の2つのタイプはミノキシジルの濃度や添加物から男性向けに開発されたロゲインですが、これを女性が使うと思わぬ副作用や健康被害が出る可能性があるため、ミノキシジルの濃度を2%に減らした女性用のロゲインです。日本国内で販売されている女性用リアップがミノキシジル1%配合なので、それよりも濃度の高い外用薬となります。男性用の液状ロゲインと同じく、スポイトを使用して頭皮に直接塗布します。

女性用ロゲイン

  • リアップシリーズ

日本でのミノキシジル発毛剤の先駆け的商品で、俳優の水谷豊さんのCMでもお馴染みな人気の商品です。1999年の発売当時はミノキシジル1%配合の1種類しかありませんでしたが、現在ではビタミンB群とE群の補充薬を合わせて配合した「リアッププラス」や、女性向けの「リアップジェンヌ」、ロゲインと同じくミノキシジルを5%配合した「リアップX5」、ジェット噴射式エアゾールの「リアップジェット」などバリエーションも強化されています。価格は4,000円~7,000円程度とさまざまです。

リアップシリーズ

リアップ
ミノキシジル濃度:1%
リアップジェンヌ
ミノキシジル濃度:1%
パントテニールエチルエーテル、トコフェロール酢酸エステル、l-メントール配合
リアッププラス
ミノキシジル濃度:1%
パントテニールエチルエーテル、トコフェロール酢酸エステル、l-メントール配合
リアップX5 プラスローション
ミノキシジル濃度:5%
ピリドキシン塩酸塩、トコフェロール酢酸エステル、l-メントール配合
リアップジェット
ミノキシジル濃度:1%
パントテニールエチルエーテル、トコフェロール酢酸エステル、l-メントール配合
  • スカルプDメディカルミノキ5

育毛シャンプーで有名なスカルプDから発売された、日本国内最高濃度のミノキシジル5%を配合する発毛剤です。スカルプDシャンプーが一世を風靡したこともあり、バリューネームは一番かもしれません。1本7,000円程と高額ではありますが、3本セット、4本セットなどのセット購入することで少し安く購入することも可能です。4本セットを購入した人限定で、4ヶ月の使用後に頭髪専門医師の無料診断を受けることができるという特典もあります。

スカルプDメディカルミノキ5

  • リグロEX5

2018年11月にロート製薬から発売された、比較的新しいミノキシジル医薬品がこのリグロEX5です。こちらもリアップX5やメディカルミノキと同じくミノキシジルを5%配合しています。効果や作用も他製品とあまり変わりがなく、添加物に若干の違いがある程度ですが、そこまでの大きい差ともいえません。価格も7,000円前後と同じくらいなので、国内のミノキシジル5%発毛剤はほぼ横一線という印象です。

リグロEX5

  • ミノアップ

ジェネリック医薬品販売の大手・東和薬品が発売した、こちらもミノキシジルを5%配合した発毛医薬品です。用法・用量などは他薬剤と同じで、効果や作用に関しても大差なく、価格も7,000円前後で販売されています。

ミノアップ

ミノキシジルの使用方法

ほとんどのミノキシジル外用薬は1日2回の頭皮への塗布を複数ヶ月行う形になります。
ミノキシジルを含有する外用薬は用法・用量を守って使用しなければ最適な効果を得ることができません。しかも決められた用法・用量を守らずに使用した場合、思わぬ副作用や甚大な健康被害を受けてしまう可能性があるので十分注意が必要です。

ミノキシジルの使用方法

ミノキシジルの使用上の注意点

以下にミノキシジル外用薬を塗布する際の注意点をまとめましたので参考にしてみてください。

  • 塗布後は頭皮を濡らさない

ほとんどの人が朝やお風呂上がりの夜にミノキシジル外用薬を塗布することが多いと思いますが、万が一ミノキシジル外用薬を塗布した後に髪を洗ったり、水泳をすることがある場合は、水で頭皮のミノキシジル外用薬が流れ落ちてしまうこともあるため、ミノキシジル外用薬の塗布後は4時間以上はインターバルをあけてから洗髪や水泳を行うようにしてください。

  • 使用は髪を乾かしてから

頭が濡れた状態でミノキシジル外用薬を塗布するのもやめましょう。
これは頭皮上の水分でミノキシジルが流れ出てしまうこともあるので、洗髪後にミノキシジル外用薬を塗布する際は、まずドライヤー等で頭を完全に乾かしてから、ミノキシジル外用薬を塗布するようにしてください。

  • 使用直後のヘアカラーはNG

ミノキシジル外用薬の塗布直後にヘアカラーリングや白髪染めなどを行うのもやめましょう。
ミノキシジル外用薬使用後に長時間空き、完全に乾いた状態等ならば他の薬剤と合わせてミノキシジル外用薬を併用することは基本的に問題はありません。しかし頭皮にミノキシジル外用薬が残った状態で他薬剤を使用した場合、頭皮への負担が増えて、かゆみやかぶれなどの原因にもなり、薬剤同士の化学反応等で思わぬ健康被害を受ける可能性があります。

また、以下に該当する人はミノキシジル外用薬の使用自体が認められていません。

  • 18歳未満の人

身体の成長が完全に安定していない18歳未満の人や乳幼児がミノキシジル外用薬を使用してしまった場合、成人よりも重篤な副作用を引き起こす可能性があるので使用しないでください。まだ身体の成長が続いている18歳未満の場合、今後の成長にも影響を与える可能性もあります。18歳未満ながら薄毛がどうしても気になるという人は、必ずAGA専門のクリニックや皮膚科等の医師に相談の上、治療を行うようにしてください。

  • 頭皮に発疹や炎症がある人

頭皮に発疹や充血、化膿や炎症、かゆみなどがある人はロゲインは使用しないでください。ただ、一時的な炎症などの場合は、その症状が治ってからミノキシジル外用薬を使用するようにしてください。また、体質的に肌が弱い、薬剤によって荒れてしまうなどの状態の人は、事前に耳の後ろや二の腕などでパッチテストを行なってから、ミノキシジル外用薬の使用が可能かを判断してください。

  • 血圧に異常がある人

ミノキシジルはもともと、高血圧の人の血圧を下げるために開発された成分なので、低血圧の人がミノキシジル外用薬を使用すると現状よりもさらに血圧を低下させる可能性があるため、ミノキシジル配合の薬剤を使用するのは控えた方が良いかと思います。

  • 心臓に疾患がある人

ミノキシジルには体内の血流を促進する効果もあるため、不整脈や動悸などの持病がある人もミノキシジル外用薬を使用するのは控えた方が良いでしょう。

  • AGA以外の薄毛の人

AGAと呼ばれる男性型脱毛症の原因は遺伝といわれています。
ミノキシジル外用薬はこのAGAの遺伝による男性ホルモンの影響に効果のある治療薬のため、それ以外の薄毛には効果が期待できません。具体的には精神的な問題で発症するといわれる円形脱毛症、寒い時期やストレスがきっかけといわれる脂漏性湿疹、思春期以降の男性に多いひこう性脱毛症などには、ミノキシジル外用薬の効果は期待できないので、これらを発症して治療したいという人は、皮膚科などの専門医療機関の医師に相談してみてください。

ミノキシジルが処方できる病院

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